専有面積

( せんゆうめんせき )

アパートやマンションなどの集合住宅において、区分所有者が完全に自分個人の所有物として扱える床面積のことです。ライフスタイルに大きく関係してくるため、物件情報だけで判断するのではなく、内見を通して実際に空間を確かめることが重要になります。

※以下は専有面積に含まれないもとなります。

1.バルコニー、ベランダ、テラス: これらは、緊急時の避難経路として、建物全体で共有する部分であり、個人の専有部分とはみなされません。

2.玄関ポーチ: 建物の出入り口となる部分で、共用部分に属します。

3.ロフト: 建物の構造上、天井高が低い部分で、居住スペースとしては認められないことが多いです。

4.床下収納: 床下の収納スペースで、専有面積の半分以下の場合は、専有面積に含まれません。

5.メーターボックス、パイプスペース: 電気や水道などのメーターや配管が設置されているスペースで、個人が自由に使える部分ではありません。